社会不適合者のオタクの日記

アイマスとかFateとかゲームとか。最近バイクの日記が主なブログです。

銀魂 THE FINAL見てきた。銀魂は銀魂だったよ。

現在公開中の銀魂の映画見てきました。

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その感想やら、簡単な内容(あらすじ)やら思ったことを書いていきます。

ラストバトルシーンが素晴らしすぎたから、そこの感想だけでも見てくれ。

 

ネタバレあるから、気にする人は見ないでね。あと雑に書くから文章力求めないで。

一応漫画版に沿って終わってるよ。

 

 

 

 

最初はいつも通りギャグ路線突っ走ってた。寒いという人もいるだろうが、あれが銀魂だし銀魂らしくて俺は好きだった。また最初のギャグはドラゴンボールやワンピースをネタにしていたが、映画の公開がもっと遅れていたら鬼滅の刃もネタになっていただろう。というより皆も知っての通り前売り券は、銀魂の映画なのに鬼滅グッズだ。最初に入場特典が発表された時は普通に笑ったw

ギャグ路線を走りつつもある程度のあらすじを説明していたので、一応アニメ版からどのように劇場版に繋がるかはわかるだろう。

 

 

ギャグ路線が終わると、銀時、高杉、桂でタワーを登るところから始まる。銀時たち3人がタワーを登りながら、松陽先生との思い出や、3人で憎み愚痴やらいろいろ語りながら登って行く。

そしてそこに集まる仲間たち。挿入歌が入りながらの雑魚敵とのバトルシーンは見ものだ。今まで出てきた仲間たちが一人一人敵を倒しながら3人を援護する。熱いぞ。こういう王道的なバトル展開は少年ジャンプ的にも少年心が揺さぶられる。つまり大好きだ。

 

登る途中で現れる天導衆や奈落の残党。

銀時と高杉は虚となった天導衆を倒すべく戦い、桂は松陽先生の心臓を守り抜くために奈落と戦う。

戦いの最中、銀時と高杉は分断され銀時は新八、神楽との2年ぶりの再会を果たす。再開した3人と1匹は松陽先生が待つタワー最上階を目指し始めた。ここら辺はいつも通りの万屋って感じですごくギャグ多めで銀魂って感じがする。

そして、ここの3人と一匹が敵と戦うシーン。挿入歌流れながら戦うんですが、すっごく銀魂らしくてとてもよかった。戦いながら少し足を引っ張って、戦闘中なのに喧嘩して、だけど敵がきたら息ぴったりで敵を倒して。ほんと見ててウキウキしました。

 

 

 

一方、高杉は一足先に最上階にたどり着き、目が覚めた松陽先生との再会を果たす。

 

 

 

 

 

ここまで書いてあれだけどネタバレひどすぎる気もする。

まぁいいかな・・・

 

 

銀時達は敵を掃討して、最上階に向かうが途中タワーが崩れ、また1人になる。

銀時が最上階にたどり着いて目の前にいたのは高杉(虚)だった。虚は高杉の中で機を狙い待っていたのだ。そして銀時と高杉(虚)の戦いが始まる。

今回の劇場版でこのバトルシーンは、今でのバトル漫画のどんなシーンより洗練されていた。映画館という場所で無音が響く環境だからこそ出来る演出が最高に素晴らしかった。具体的にいうと刀と刀のぶつかり合いや、空を切る音、銀時と高杉の挙動を引き立てるためにBGMや無駄なSEが排除された空間(シーン)だった。銀時と高杉からしてみたら、2人が戦っているこのシーンには当たり前だがBGMも何もない。それを表現したのか敢えてBGMなどを消したの良い演出だった。

何も聞こえない映画館で2人の刀の音だけが聞こえる。最高すぎた。

特に今回自分が観た回は観客が6人程度で、無音の時に観客が飲み物を飲んだり咀嚼音なども聞こえず最高の没入感だった。少しコロナに感謝しよう。

この演出だけでも本当に体験して欲しい。

とまぁ話はここら辺にしておいて続きを。

 

 

銀時と高杉(虚)のバトル。

戦っているのは銀時だけではない。高杉もまた銀時と一緒に虚と戦っていた。過去幾千にもおよび刀を交えた2人だからこそ、虚と戦うことができる。

最後に振るった刀は高杉の刀だった。

「2度も師を斬らせるわけにはいかねぇ・・・」

振るった刀は高杉を貫き、虚ごと高杉は息を引き取った。

 

 

ここは漫画でも内容知ってたけど、やっぱり少し悲しくもあり、最大のライバルの高杉と共闘しつつ対峙させつつの演出は空知先生やっぱスゲェや。

そして高杉・・・

(関係ないけど俺の本名って偉人の高杉晋作から取ってるんだ・・・)

 

 

 

話の続き。

虚を復活させるためのアルカナが暴走。

それを止めるために松陽先生が犠牲になる。

だが、松陽先生と銀時を一目でいいから合わせるために奮闘する新八や神楽、そして仲間達。

真選組の助けを借り松陽先生の元に駆ける銀時。

今の自分、万屋として生きていることを師に見てもらい、思い残すことなく松陽先生はいなくなった。

高杉もまたアルカナの光に包まれ消えて行った。

 

 

そして幾ばくかの日が流れ、そこにはいつも通りの万屋が。。。

 

 

 

 

って流れです。

戦いが終わってからは常にギャグって感じです。

ギャグじゃないのは、龍脈から高杉が戻ってきたことですかね。原作でもあのシーンはちょっと感動しちゃった。坂本が言ってた「あれは奇跡じゃない。師が弟子(高杉)を助けるのに理由なんかないじゃろ」っていうのが最高に好き。あれで銀魂って物語は、ほぼハッピーエンドを迎えることができた。銀時もおしゃぶりやめたとかなんとか言ってたから、高杉の復活も知っているんでしょうね。そして酒一緒に飲んだりしてるのかな。と思うと少し嬉しい気もします。

いやほんとそこ以外はギャグ。とても銀魂らしかった。

 

 

あとはそうだな。ED。

曲が良すぎることは銀魂だから良いとして。演出がよかった。俺の勘違いじゃなければ今までのアニメのEDを踏襲したような作りになってる。ちょこちょこ見覚えがあるような演出がされていた。とても素晴らしい最後にふさわしいEDだった。

 

そして銀八先生もしっかりあって笑った。

つか松陽くんがクッソ面白くて、映画館なのにちょっとクスってしちゃった。

最後に色々とバナナの皮から本音ぶち漏れてて面白かった。

 

最後の最後、空知先生の声で映画館の音響を一周して終わったのも笑った。

 

 

 

 

つまりあれだ。銀魂は最後までしっかり銀魂してたよ。

俺が中学生の時に集めていた漫画。

家でアニメ見たり、

塾でこっそりアニメの曲聞いてたり、

友達が自分でノートに書いた漫画(今思うと同人誌)、

大人になっても終わってなくて、

暇だからってdアニメで全話みて、

アニメ最終話まで行ってないことを知り、

最終巻だけ漫画で読み、

今日劇場版にてアニメも完全に見終わった銀魂。

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いやー面白かった。空知先生ありがとうございました。